ITOBA vol.5では作品展示に加え、実演とワークショップを行います。
実演「綴織(つづれおり)」について中園唯にインタビュー!!
Q. 綴織(つづれおり)とはどのような織物ですか?
綴織は緯(よこ)糸のみで絵柄を表現する技法で、機械ではなく手織りであるため絵画のような色彩表現が可能であることが特徴です。
実際にパブロ・ピカソの「ゲルニカ」など、有名絵画がタペストリーで織られています。
経(たて)糸を緯(よこ)糸が包み隠すように詰めて織られるので、重厚な仕上がりになります。
一番身近な綴織作品は、舞台やホールの幕である緞帳(どんちょう)で、他にも「絵織り」「絨毯」「ゴブラン織」などの別称があります。
綴織技法の中には、日本の「綴れ錦」「緞通(だんつう)」、エジプトの「コプト織」、中国の「刻糸」なども含まれており、繊維素材や染料は異なるものの世界中にある織物と言えます。
Q. 今回の実演でみなさんにぜひ見ていただきたいポイントを教えてください。
絵画用の木枠を用いて、実際に綴織技法で織っている様子をお見せいたします。
また簡単な見本もご用意しますので、気軽に綴織を体験できます。
※織り体験のみ、織った見本はお持ち帰り出来ません
日時:2024年10月27日(日)
10:30~(1時間程度)
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みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。
『ITOBA vol.5 –繊維表現いとかさね―』
2024年10月24日(木)~10月29日(火)
9:30~18:00
金・土曜日は20:00まで
[入場/閉館30分前・最終日/17:00まで]
入場無料
福岡アジア美術館
企画ギャラリーA・B
〒812-0027 福岡市博多区下川端3-1
リバレインセンタービル7階
TEL: 092-263-1100
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ITOBA 代表 田篭みつえ
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